『生活考察』編集日記

辻本力。ライター・編集者。『生活考察』編集人。お仕事の依頼は chikarat79@gmail.com まで。

『アイドランク』書評@SPA!

<本日発売>

 

『週刊SPA!』4/16号に、『アイドランク』(原作:宮場弥二郎、漫画:さきしまえのき、フレックスコミックス)の書評を書きました。

 

www.fusosha.co.jp

 

f:id:fiddle-stick:20190409232114j:plain

  

f:id:fiddle-stick:20190409232159j:plain

 

ざっくり言うと「アイドルがお酒を飲む漫画」でして、そう聞いて思い浮かべる内容そのまんまな話が展開するのですが……それだけだったらわざわざ紹介しません。

とにかくアルコールの量がハンパない。

さらに、アイドルなのに飲み様が凄まじく、ほとんどアル中状態なのもヒドくて最高です。

しかも、巻が進むにしたがって、酒量はどんどん増え続けていくという……。

今イチオシのかわいく狂った酒漫画です。

ぜひぜひ。

 

SPA!(スパ!) 2019年 4/16 号 [雑誌]

SPA!(スパ!) 2019年 4/16 号 [雑誌]

 
アイドランク(1) (メテオCOMICS)

アイドランク(1) (メテオCOMICS)

 
アイドランク(2) (メテオCOMICS)

アイドランク(2) (メテオCOMICS)

 
アイドランク(3) (メテオCOMICS)

アイドランク(3) (メテオCOMICS)

 

 

最近の仕事

<発売中>

バタバタしてて告知しそびれてましたが、お手伝いした本が出ました。

 

f:id:fiddle-stick:20190403144618j:plain

 

www.nhk-book.co.jp

 

同社の新たなシリーズ「学びのきほん」の第一弾です。

国語辞書編纂者として、日本語のエキスパートとして知られる飯間さんが、誰もが経験する「会話の行き違い」「言葉のつまずき」の原因と対処法を、さまざまな事例や言葉の歴史をもとに解説します。

言葉の根っこを学びながら「言葉との付き合い方」を身に付ける、知的で実践的な日本語入門書です。

 

 

<記事掲載>

「Business Journal」で、『アフター1964東京オリンピック』(サイゾー)を上梓されたカルロス矢吹さんにインタビューしました。

 

biz-journal.jp

日本の高度経済成長のシンボルとして長らく神格化されてきた「1964年東京オリンピック」の実情を、当時の選手ら12人の証言をもとに検証した『アフター1964東京オリンピック』。

著者の矢吹さんに、64年東京五輪期以降のスポーツ界、およびいよいよ来年に迫った2020年東京五輪についてお話を伺いました。

 

f:id:fiddle-stick:20190403144713j:plain

 

 

トーク関係>

「雑誌のつくり方・続け方」(3/2、ブックフェア「ポトラ」、「仕事文脈」宮川真紀氏との対談)

 

「ひとり雑誌、はじめの一歩 〜 企画って何?」(3/30、於:Bookshop traveller、「仕事文脈」宮川真紀氏との対談)

 

「その仕事、やめる?やめない?」(3/24、於:Book Lab Tokyo、作家・くらもちあすか氏、ファッションブランド「sneeuw」代表・雪浦聖子氏との鼎談、CINRA JOB企画)

 

いずれも終了しました。

たくさんのご来場、誠にありがとうございました。

次の喋り仕事は、5/2に「水戸芸術館」(茨城県水戸市、昔の職場っす)の予定です。

よろしくお願いします。

元株芸人・井村俊哉氏インタビュー@SPA!

<本日発売>

『週刊SPA!』3/12号で、 元・株芸人の井村俊哉さんにインタビューしてます。

 

f:id:fiddle-stick:20190305200516j:plain

 

www.fusosha.co.jp

 

お笑いトリオ「ザ・フライ」のメンバー&株芸人としての活動を経て現在、投資で資産1億円を達成、「億り人」となった井村俊哉さんに、コスパを追求する極意、お金と幸福の関係、そして芸人時代のお話を伺いました。

個人的には、お笑い以外に趣味や一芸を持つことで人気を得る「●●芸人」という、いまや一大潮流となって久しい芸人の活路について聞けたのは良かったなーと。

紙幅の関係でカットしてしまいましたが、飲食店レビューとかに散見される「コスパ」という言葉から漂うさもしさ、「そればっかり言うなよ」「原価気にしすぎじゃない?」と残念に感じてしまうことも正直にぶつけてみました。

井村氏曰く「僕の言うコスパは、あれともちょっと違うんですよね。もちろん一理はあるし、お金を考える上での第一歩としては大事な視点ではあると思います。でも、そればかり見ていると、結局その人自身の感じ方や満足度からは離れていってしまう。本当に大事なのは、そこじゃないんですよね」とのことでした。

入れたかったな。

 

ご笑覧ください。

 

 

 

トークイベント「雑誌のつくり方・続け方」@ポトラ3/2(土)

3月2日(土)に開催するブックフェア「ポトラ」で、タバブックス代表&雑誌「仕事文脈」編集長の宮川真紀さんとお話します。

 

f:id:fiddle-stick:20190226234027j:plain

 

雑誌のつくり方・続け方
by 『生活考察』辻本力× 『仕事文脈』タバブックス

 

というわけで、今週末の開催です。

ネットや文フリなどで販売も容易になり、雑誌を創刊すること自体のハードルはだいぶ低くなった昨今。

でも、本当に大変なのはむしろそこから。

現に私の雑誌『生活考察』も、昨年の復刊までに約5年の空白期間があったりします……。

テンションをどうやって保つのか、お金はどうするのか、ネタはどうやって集めるのか……等々、2誌の編集人がその裏舞台、魅力をたっぷり語ります!

雑誌を継続するなかで得られるもの、そして見えてくるものとはーー?

お客さんの質問にもお答えしますし、宮川氏より、その場で使えるお得なプレゼントもあるっぽいです。

ご来場を心よりお待ちしております。

 

時間 15:30~17:00
会場 桜神宮会館(桜神宮内)・2階セッションルーム ※東急電鉄 田園都市線 桜新町駅下車2分
申し込み 事前予約
チケット代 1,500円

詳しくは以下のリンクをご覧ください。

www.potora.club

書評:『うたかたダイアログ』@SPA!

<発売中>

『週刊SPA!』2月26日号に、 稲井カオル著『うたかたダイアログ』(白泉社)の書評を書きました。

https://www.fusosha.co.jp/magazines/detail/4910234540295

 

f:id:fiddle-stick:20190220152314j:plain

f:id:fiddle-stick:20190220152327j:plain

この度、全3巻で完結してしまいましたが、正直『それ町』のように延々と続いて欲しかった……惜しすぎます。

かつ個人的には、ボケ・ツッコミの理想形をやってくれている漫画でもありました。

少女漫画の扱いですが、そんな枠は関係なく、広く読まれて欲しい駄弁り系漫画の大傑作です。

ぜひ。

 

「タバブックス」の社外役員になりました。

<ご報告>

 

本日より、『生活考察』最新号の版元である「タバブックス」の社外役員的な立場になりました。

タバブックス


『生活考察』及びタバブックスの刊行する雑誌『仕事文脈』の編集・ライティング、書籍の編集などを担当する予定です。

といっても、すでにこれまでもやってきたことではあるので、何が変わるのかというと微妙なところですが、要するに以前よりもうちょっと密にコミットすることになるのだと思われます。

 

あ、変わらずフリーの仕事は続けますので、これまで同様、取材・執筆・企画・トークイベントへの出演等、ご依頼お待ちしております。

お気軽にお声掛けください。

 

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

辻本力

最近の仕事など

約5年振りに刊行した『生活考察』Vol.06、おかげさまでご好評をいただいてます。



超久々だったので不安も大きかったですが、ちょっと安心いたしました。
とはいえ、ある程度コンスタントに出していくためにも、もうちょっと売れてもらいたいーーというのもありまして、ぜひご感想を呟いていただいたり、ご家族・ご友人にオススメしていただいたり、プレゼントにもう1冊……などなど、ご検討いただければ幸いです。


『生活考察』への取材はもちろん、何か企画に参加しろ(考えろ)等、これまで同様、お気軽にお声掛けください。
あ、ひとまず締切ラッシュはなんとか脱したので、普通に原稿仕事とかもござましたら、そちらもぜひ(まあ時期が時期なので、来年になってからでしょうかね)。


というわけで、バタバタで全然アップしてなかったのですが、最近やってたことなど。


『生活考察』最新号について、タバブックス代表・宮川真紀さんにインタビューしていただきました。
創刊に至った経緯や、雑誌の根っこにあるものについて、最新号に掲載した原稿について等、いろいろとお話しました。
前後編です。


『生活考察』復活記念! 編集人・辻本力さんインタビュー 【前編】


『生活考察』復活記念! 編集人・辻本力さんインタビュー 【後編】


『仕事文脈』vol.13「特集:悩み、うざい」で、精神科医春日武彦さんのご自宅訪問インタビューの聞き手を編集部の方たちと共に務めております。


http://tababooks.com/books/shigotobunmyaku-vol13



ご両親の住まわれていたマンションを強烈な形でフルリノベし、長年抱え続けてきたお母様への複雑な思いを、いわば「家を上書き」することで克服したエピソードや、現代社会に蔓延するさまざまな悩みに対処するコツなどについてお話を伺いました。
写真も撮りました(春日先生の愛猫「ねごと」さんが超可愛いです)。
また、ちょっと恥ずかしい内容の「私は悩まない」というエッセイも寄稿しています(10〜20代の暗黒時代を、オッサン的メンタリティを内面化することで乗り越えた話とか……しかし何やってたんだ俺は苦笑)。


構成を担当している穂村弘さんの対談連載が収録された『NHK短歌』2019年1月号が発売中です。


https://www.nhk-book.co.jp/detail/000009173012018.html



今号から3回に渡ってご登場いただくゲストは、俳人の小澤實さんです。
お2人の息がぴったりで、めちゃめちゃ面白い対談でした。
俳句と短歌の共通点や相違点を具体的且つわかりやすく解説いただいたので、すごく勉強になりますし、短歌と俳句どちらに興味がある方でもお楽しみいただける内容になっていると思います。


よろしくお願いします。