『生活考察』編集日記

辻本力。ライター・編集者。『生活考察』編集人。お仕事の依頼は chikarat79@gmail.com まで。

『仕事文脈』vol.15 特集:時間問題

昨日は、文学フリマにご来場&『生活考察』最新号をお求めいただき、誠にありがとうございました。

おかげさまで、100冊持って行ってほぼ完売でした。

久々にお目にかかれた方も多々、楽しい一日でした(ほとんどの時間接客をしてたので、他のブースをほとんど見られなかったのが残念でした)。

通常の発売日は11/27を予定しています。

引き続きよろしくお願いします。

 

そして、同じく文フリで先行発売をしました『仕事文脈』vol.15「特集:時間問題」も11/27発売です。

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全体の編集と、シンガーソングライターのButajiさんとTaiko Super Kicks伊藤暁里さんの対談、「ムダ(だったかもしれない)な時間は今   インタビュー」と題して「無駄づくり」藤原麻里菜さん、茨城の美術作家・五嶋英門さんへの取材などを担当しました。

あと、「『聞く』という仕事」という連載の第2回も掲載されています。

Butajiさんと伊藤さんの対談は、編集長の宮川さん曰く「『生活考察』っぽいね(笑)」とのことなので、『生活考察』の読者の皆さまにもぜひ読んでいただきたく。

他にも、イ・ランさんのトークイベントの採録をはじめ、読みどころ満載です。

詳細は以下です。

よろしくお願いします。

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『生活考察』Vol.07、完成

『生活考察』Vol.07、完成しました。

 

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前号から「タバブックス」が版元になり、約5年ぶりに新規一転リスタートした弊誌ですが、1冊出してまた沈黙——とはならず、お陰様で今年も新しい号を出すことができました。

前号は久々ということもあり、かなり気合いを入れて作りましたが、今号もそれに負けないくらい頑張りましたので、テンション落ちることなく充実した内容になっていると思います。お楽しみいただければ幸いです。

 

11/24(日)の文学フリマで先行発売(ナ−37「仕事文脈」ブースにて)、11/27(水)頃から全国の書店およびAmazon等での販売がスタートする予定です。

また、11/30(日)に中目黒で開催される、独立系出版社が集まるブックイベント「Books & something 2019」でも販売します。

 

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目に痛いピンク色の表紙が目印です。内容は以下をご覧ください。

よろしくお願いします。

 

「生活考察」Vol.07 


話題の書き手たちの生活エッセイを多数収録し、読書界の注目を集める“ある種の”ライフスタイル・マガジンが最新刊を刊行します。ともすれば、あっさりと取りこぼしてしまう、ささやかな生活の断片。そこから導き出される「考えようによっては得るところがある」かもしれぬ<何か>ーー。「生活」を想像力で照射する雑誌、それが「生活考察」です。


辻本力編 
定価  本体1000円+税 
A5 判・128ページ
ISBN978-4-907053-38-3 
2019年11月27日
装丁 内川たくや


<寄稿>

有賀薫(スープ作家) 「名前のない家事〜ケアとシェアのすれ違い〜」

海猫沢めろん(小説家) めんどくさいしどうでもいい 第7回「整形」

円城塔(小説家) かきものぐらし 第7回

大谷能生(楽家) ディファレント・ミュージックス 第7回「ヴィンテージ・ホテルの鎮静効果 」

小澤英実(文学者) 「あたし、この戦争が終わったら……」 第7回「生活の、におい。」

温又柔(小説家) 「台湾人ごっこ

春日武彦(精神科医) 文章秘宝館 第2回「逆回転」

岸本佐知子(翻訳家) もにょもにょ日記 第2回

北村紗衣(批評家) 「あの服が着てみたいけど... 素敵なドレスの誘惑と抑圧」

栗原裕一郎(批評家) おまえはベイビー 第2回

恋幟モンゴロイド(Vampillia、ミュージシャン) 「人に見られたくない顔」

佐々木敦(批評家) 普段の生活 第7回「米を(あまり)食べない普段の生活 」

須藤輝(ライター) カラダのこと 第4回

谷崎由依(小説家、翻訳家) 「断酒日記」

辻本力(『生活考察』編集人、ライター、編集者) 「黒と白」

那倉太一(ENDON、ミュージシャン) 「逆備給2019夏」

林哲夫(画家/古本ライター) 好きなことだけして暮らしたい 第7回「ニセモノは厚化粧 美術品の真贋について」

速水健朗(ライター) 都市生活者のためのアーバン・ミュージック・ガイド 第6回「大規模気候変動とポップの職人」

福永信(小説家) 日付と時間のある文章 第7回「図版のある文章」

マメイケダ(画家) 「はだかの引っ越し」


<鼎談>
福田里香(菓子研究家)×三浦しをん(小説家)×トミヤマユキコ(ライター)
「女の生き様2020 『好き』と仕事と生活と」

「『好き』を仕事にする」とはよく言ったものだが、 言うは易く行うは難し。その実現の裏には、自身の 嗜好の徹底的な追及はもとより、熟考、葛藤、試行 錯誤、人生設計などなど、さまざまな積み重ねが 隠されている。菓子研究家、小説家、ライター——立場は違えど、その業界の最前線で「好き」に邁進 し続ける3人に、その極意を伺った。 


<座談会>
青木淳悟、太田靖久、鴻池留衣、 滝口悠生松波太郎
「“70〜80年代生まれ”小説家たちの生活と意見」

「文芸誌に掲載→書籍化」という王道パターンがある一方で、web連載、電子書籍、ZINEなど、小説の発表の仕方も多様化しつつある現在。それに伴い、小説家の仕事も宣伝・出版の領域にまで広がり、純粋に「書く」だけにとどまらなくなってきて久しい。「出版不況」と言われるこの時代に、小説家は、いかにして書き、生活をしているのか? 純文学のフィールドで活躍する5人の小説家たちが本音で語り倒す、これからの創作の在り方、本の売り方、必要なスキルや発想。

 

<対談>
カナイフユキ(イラストレーター、コミック作家)×ミヤギフトシ(現代美術作家) 
「『ひそやかな語り』への、近くて遠い道のり」

ジェンダーセクシュアリティをテーマに創作を続ける2人の作家。 セクシュアルマイノリティとして同時代を生き、さまざまな共通点を持つ彼らの考える「作品と自己」、家族観、これからの表現とは?

 

 
※書店さまへ

バックナンバーVol.6は、タバブックス(info@tababooks.com、fax03-6736-0689)宛ご注文ください。取次JRC八木書店JRCを通してすべての取次に納品いたします。

バックナンバーVol.02〜05(創刊号は品切)は、「ツバメ出版流通」にて取扱中です。同社のサイト(http://tsubamebook.com)内にある注文書をご利用ください。

 

※バックナンバー購入希望のお客さまへ

書店にてご注文いただくか、タバブックスの通販サイト(1300円以上で送料無料・期間限定)をご利用ください。https://tababooks.stores.jp

対談:伊藤比呂美×町田康@文學界12月号

<発売中>

文學界』2019年12月号の特集「ことばは今どこにあるか」で、伊藤比呂美さんと町田康さんの対談「突き詰める現代詩、触発される歌詞」の聞き手・構成を担当してます。

 

www.bunshun.co.jp

 

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文学の最前線で活躍し続けてきた2人の作家が、現代詩、歌詞、小説、朗読、落語、古典翻訳など、さまざまな形式における言葉の可能性について徹底討議する本対談。

ことばと文学観をめぐる、まさにガチンコ勝負と言っていい21ページです。

「そんなん、おもろないですよ」と歯に衣着せぬ攻撃を繰り出す町田氏、それを全部受け切った上で「何が悪いんじゃい!」と反撃する伊藤さん……壮絶且つべらぼうに面白いので、これはマジで読んでいただきたい。

よろしくお願いします。

 

 

 

書評:島影真奈美『子育てとばして介護かよ』

<発売中>

 

今出ている「週刊SPA!」(10月29日号)に、島影真奈美さんの介護エッセイ『子育てとばして介護かよ』(KADOKAWA、イラスト・マンガ:川)の書評を書いてます。

 

www.fusosha.co.jp

 

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『生活考察』Vol.07執筆者発表!

お待たせしました!

 11月発売予定の『生活考察』最新号の執筆者を発表します。 

 

それから、広告のご協賛・応援プランも、引き続き募集中です(実はまだあまり集まっておりませんで……再びのお願いです)。
もし執筆者や本誌のコンセプト等にピンと来られた方は、ぜひご検討いただければ幸いです。
詳しくは下記をご覧ください。

fiddle-stick.hatenablog.com


弊誌のコンセプトは下記にまとめてあります。
あわせてご覧いただければ幸いです。

fiddle-stick.hatenablog.com

 

「生活考察」Vol.07 執筆者発表


<連載>

海猫沢めろん(小説家)

円城塔(小説家)

大谷能生(音楽家) 

小澤英実(文学者)

春日武彦精神科医

岸本佐知子(翻訳家)

栗原裕一郎(批評家)

佐々木敦(批評家)

須藤輝(ライター)

辻本力(『生活考察』編集人)

林哲夫(画家/古本ライター)

速水健朗(ライター・編集者)

福永信(小説家)

 

<寄稿>

有賀薫(スープ作家)

温又柔(小説家)

北村紗衣(批評家) 

谷崎由依(小説家)

那倉太一ENDON・音楽家

マメイケダ(画家)

 

<対談・座談会>

・トミヤマユキコ(ライター)×福田里香(菓子研究家)×三浦しをん(小説家)

青木淳悟×太田靖久×鴻池留衣×滝口悠生×松波太郎「“70〜80年代生まれ”小説家たちの生活と意見」

・カナイフユキイラストレーター・コミック作家)×ミヤギフトシ現代美術家

 

デザイン:内川たくや

発行:タバブックス編集

発行人:辻本力

 

 

「その仕事、やめる?やめない?」第2回@CINRA.JOB

「CINRA.JOB」のインタビュー連載「その仕事、やめる?やめない?」、第2回がアップされました。今回のゲストは、小説家の滝口悠生さんです。

 

job.cinra.net

 

輸入食品会社の正社員を経て専業作家になった滝口さんに、当時の思いや、後悔しない選択をするために大事なことなど、人生におけるさまざまな決断と心構えについてお話を伺いました。

「やりたいこと」と「仕事」との間で悩んでいる人たちに、ぜひ読んでいただきたいです。

よろしくお願いします。

イベント:「ひとり雑誌のつくり方・実践編」第1回

<イベント>

9/22(日)に、「ひとり雑誌のつくり方・実践編」第1回(全3回・単発の参加も可)を開催します。

 

ひとりで雑誌を立ち上げた『仕事文脈』宮川真紀・『生活考察』辻本力が、企画・編集で実践していることをお話するイベント「ひとり雑誌、はじめの一歩 〜企画って何?」を、この春開催しました。

おかげさまでたいへん好評だったことから、このたび企画から編集制作、発行までを語る連続講座を開催いたします。
今回は、まさにそれぞれの雑誌の最新号を編集中。講座の最後には完成した本をお見せする、というリアルタイムのトークセッション。質問もどしどし受け付けます!ふるってご参加ください。

 

なお、3回通しでお申し込みいただくと、『生活考察』or『仕事文脈』の新刊も付く上に料金も安くなるので、けっこうお得です。

 

【日時】
第1回 2019年9月22日(日)19:30〜21:30(開場19:00)
第2回 2019年10月25日(金)19:30〜21:30(開場19:00)
第3回 2019年11月29日(金)19:30〜21:30(開場19:00)

【場所】
Bookshop traveller 
世田谷区北沢2丁目26−7 アパートメントストア1階 
下北沢駅西口よりすぐ

【参加料】
1回 2,500円(別途1ドリンクご注文)
3回通し参加 7,000円(各回別途1ドリンク注文)*『生活考察』『仕事文脈』新刊どちらか1冊特典付き
定員20名
*第1回申込時に、1回参加か3回通し参加か記載ください

【申込み】
以下のページからお申し込みください(詳細もこちらで ↓ )

tababooks.com
題名:「9/22トーク参加希望」
メッセージ本文:お名前・メールアドレス・1回参加・3回通し参加のどちらかをご記入の上送信ください。