<発売中>
『仕事文脈』(タバブックス)最新号、vol.14が発売になりました。
今回も編集と執筆を担当してます。
特集は「IT、AI、IoT、えっ?」。
今やIT抜きに私たちの仕事も、生活も成立しないといっても過言ではありません。
一方で、「AI(人口知能)でこんなすごい未来が!」といった賞賛から、「AI(人工知能)が仕事を奪う?」といった脅威論まで、さまざまな意見が入り混じり、期待と不安で「どっちなの!?」となっている人も少なくないのでは。
今回の特集では、新しい技術が私たちの生活をどのように変えるのか、あるいは変えつつあるのか、さまざまな角度から考えてみました。
仕事文脈 vol.14
定価 本体700円+税
A5 判・96ページ
ISBN978-4-907053-34-5
2019年5月12日発売
装丁 永井ミキジ
装画 makomo
特集:IT、AI、IoT、えっ?
これからAIが発展して、今ある仕事が半分くらいなくなるとか。
ITとかIoTとか使いこなせるかどうかで将来が決まるとか。
スマホ、仮想通貨、音声認識、べんりな先に何がある?
ディストピアでも夢の話でもない、今のわたしたちとITとかのいろいろ
◎ 特集
仕事と余暇について 海猫沢めろん(作家)
AIを通して考える「政治家の仕事」のミライ 水谷瑛嗣郎(関西大学准教授)
AI時代の「個人」と「仕事」田中潤(人工知能研究者)インタビュー
インディーズ・AI・アーティスト 田島ハルコ/Ai.step/バズの囁き インタビュー
管理部こそギークであれ 菅間碧(会社員)
無職とIT 丹野未雪(フリー編集者)
小説・C、V、E 兼桝綾
あなたのサブスク教えてください
IT立国/先進国でのくらし
IT、AI、IoT、えっ?と思って読んでみた本
◎ 連載
【新連載】「聞く」という仕事 辻本力
Upić się warto(酔っ払うことに価値がある) 浪花朱音
さわる社会学 堅田香緒里
35歳からのハローワーク 太田明日香
虹色眼鏡 チサ
無職の父と、田舎の未来について さのかずや
仕事回文 杉野あずさ・里鵜ミリン
文脈本屋さん 百年
そのほか
どんなサブスクを使っていて、どんないいことがあって、どんなところに不満を持っている? といったことに答えていただいたアンケート企画「あなたのサブスク教えてください」 では、漫画家のうめさん、米光一成さん(ゲーム作家)&アライユキコ(フリー編集者、「エキレビ!」編集長)らにご参加いただいてます。
そして、今回から「『聞く』という仕事」という連載を始めました。
「何か仕事をテーマにした連載を」とのお話をいただいて、どうしようかと考えていたところ、「自分の仕事って、『人に話を聞く』ことの割合がかなり多いな」と気づき、そんなようなことについて書いてみることにしました。
そもそもあまりコミュニケーション能力に長けた人間ではない私が、どうやって「人に話を聞く」という仕事をしているのかーーみたいな内容になると思います。
ご笑覧ください。