『生活考察』編集日記

辻本力。ライター・編集者。『生活考察』編集人。「タバブックス」社外役員。お仕事の依頼は chikarat79@gmail.com まで。

書評:本間文子著、チェーホフ原作『桜の園』(光文社)

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書評サイト「ブックバン」に、本間文子著、チェーホフ原作『桜の園』(光文社)の書評を書きました。

 

www.bookbang.jp

 

言わずと知れた劇作家チェーホフの代表作を、作家の本間文子さんが小説化したのが本作。

戯曲は、普通に読むのはなかなか手ごわいものですが、この試みの面白いのは、小説にすることで、行間に隠れているドラマや関係性が鮮やかに表れてくるところ。

で、これって、つまりは新たに舞台を1つ作ることと一緒だよな、と思って、そういうことを書きました。

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余談ですが、著者の本間さんとは、かつてある職場(食えない時代に派遣で働いていた会社)で短期間ご一緒したことがあって、部署も違うし特に接点はなかったのですが、なんか面白そうな人だなーと思ってたら、ある日休憩所でお話しする機会があって、その時に昔雑誌「リトルモア」がやっていた「ストリートノベル大賞」(私の作っている雑誌「生活考察」でも連載してくださっている福永信さんが第1回受賞者)の最後の大賞受賞者であることが判明、「おお!」となったのでした。あれからだいぶ経ちましたが、まさかこんな形で関わる機会が来るとは、いろいろと感慨深いです。

チェーホフの戯曲をすでに読んでいる方も、これからチェーホフに触れてみようと思っている方も、それぞれ面白く、興味深く読める作品だと思います。

書評を読んで気になった方は、ぜひお手に取ってみてください。