『生活考察』編集日記

辻本力。ライター・編集者。『生活考察』編集人。「タバブックス」社外役員。お仕事の依頼は chikarat79@gmail.com まで。

連載「馴染みの店の、馴染みじゃないメニュー」第4回「エゾ鹿串」

出版社「タバブックス」のnoteでやっている連載「馴染みの店の、馴染みじゃないメニュー」第4回がアップされました。

今回は初の肉、「エゾ鹿串」を取り上げてます。

 

note.com

 

本連載は、普段よく行く「馴染みの店」で、普段頼まない「馴染みじゃないメニュー」を頼んでみる、というささやかな冒険的な内容です。

日常の習慣から意図的にちょっと外れてみるだけで、意外な発見やワンダーがあるかも? みたいなことが伝われば嬉しいです。

無料ですので、ぜひ〜。

書評:テッド・チャン『息吹』&対談:崇山祟×劇画狼

<雑誌>

本日発売の「週刊SPA!」に、テッド・チャン『息吹』(大森望訳、早川書房)の書評を書きました。

※まだ見本誌来てないけど、載ってるはず

 

www.fusosha.co.jp

 

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昨年末に発売され、SF界のみならず、広く話題を集めたテッド・チャンの新作短編集。

本当に素晴らしいの一言。

紙幅の関係で具体的に一編一編にはほとんど触れられませんでしたが、やっぱり「証人と錬金術師の門」「ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル」「偽りのない事実、偽りのない気持ち」「不安は自由のめまい」あたりが好きですね。

でも、「オムファロス」も面白いし、もちろん表題作「息吹も」……とか挙げてると、全部になってしまう。

つまり、全編最高。

必読。

 

 

<web> ※ここに書き忘れていました(1月29日掲載)。

「日刊SPA!」で、『シライサン』コミカライズが話題の“ネオ”レトロホラーの鬼才・崇山祟さんと、webサイト「リイドカフェ」で、埋もれた異能のホラー作品などをサルベージする復刻企画「エクストリームマンガ学園」で知られるフリー漫画編集者・劇画狼さんの対談を担当しました(取材・構成)。

 

nikkan-spa.jp

 

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Jホラー漫画シーンの現状、軽薄で陰惨なホラー作品が咲き乱れた’90年代の思い出、そしてホラー表現の愉しみについてお話を伺いました。

 

崇山祟さんは、『恐怖の口が目女』(リイド社)が衝撃的に面白く、以前「週刊SPA!」の書評欄でも取り上げさせていただいた大好きな漫画家さん。劇画狼さんは、紹介する漫画をいつも楽しく拝読してたので、この組み合わせでお話を聞けたのは、個人的にも非常に嬉しかったです。

ご一読ください。

インタビュー:爪切男『死にたい夜にかぎって』

<web>

私小説『死にたい夜にかぎって』(扶桑社)が文庫化されたばかりの、爪切男さんにインタビューしました。

 

nikkan-spa.jp

 

来春ドラマ化の決定している本書の話題を軸に、影響を受けた作家、著者と作中人物との距離感、理想とする社会の在り様、創作への姿勢など、たっぷりお話を伺いました。

既出のインタビューとも、また違った感じの切り口で取材できたのではないかな、と。

 

よろしくお願いします。

 

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書評:町田康『しらふで生きる 大酒飲みの決断』

<本日発売>

『週刊SPA!』12月31日・7日合併号に、町田康さんの禁酒エッセイ『しらふで生きる 大酒飲みの決断』(幻冬舎)の書評を書きました。

 

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www.fusosha.co.jp

 

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コピーライター阿部広太郎氏インタビュー&「インディペンデントマガジンの世界へようこそ」展

<web>

「CINRA.JOB」のインタビュー連載「その仕事、やめる?やめない?」第3回がアップされました。

今回お話を伺ったのは、広告コピー、作詞、映画プロデュースなど幅広い仕事を手がける電通のコピーライター・阿部広太郎さん。

 

job.cinra.net

 

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新卒から同企業に勤めながらも、社内外で「やりたいこと」を実現し続けるその極意とは? 

コピーライターの「コ」の字も頭になかったアメフト男子が、人事部を経て社内転職、見事コピーライターになるも待っていたのは、焦りともどかしさの日々——。そこから現在の活躍に至るまでの格闘の日々を語っていただきました。

「やりたいこと」と「今の仕事」の間で揺れる、悩めるサラリーマンの皆さんに読んでいただきたい記事です。

 

<フェア>

千葉県南房総市のユニークな生活雑貨店「安房暮らしの研究所」さんが企画した「インディペンデントマガジンの世界へようこそ」展で、『生活考察』Vol.02〜最新号を置いていただいてます。

 

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他にも、面白そうな雑誌がたくさん並んでいる模様です。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

会期は、2020年1月26日(日)まで。12月31日(火)〜2020年1月5日(日)は休まず営業とのこと。

営業時間は、毎週 金・土・日 12:00~21:00。

詳細はお店のブログをご覧ください。

blog.nanairo.me

 

<発売中>

私が編集人を務める、「生活と想像力」をめぐる“ある種の”ライフスタイル・マガジン『生活考察』最新号、好評発売中です。

今回も素敵な執筆陣のエッセイがたっぷり載ってます。

福田里香さん×三浦しをんさん×トミヤマユキコさんによる鼎談、青木淳悟さん×太田靖久さん×鴻池留衣さん× 滝口悠生さん×松波太郎さんらによる作家座談会、カナイフユキさん×ミヤギフトシさんの対談も!

fiddle-stick.hatenablog.com

 

そして、編集&ライティングで参加しているタバブックスの雑誌『仕事文脈』最新号「特集:時間問題」もぜひ!

シンガーソングライターのButajiさんとTaiko Super Kicks伊藤暁里さんの対談、「ムダ(だったかもしれない)な時間は今   インタビュー」と題して「無駄づくり」藤原麻里菜さん、茨城の美術作家・五嶋英門さんへの取材などを担当しました。

韓国人アーティスト、イ・ランさんのトーク採録なども収録、こちらも読み応えありますよー。

あと、「『聞く』という仕事」という連載の第2回も掲載されています。

fiddle-stick.hatenablog.com

 

 

11/29(金)「ひとり雑誌のつくり方・実践編」最終回

<明日11/29(金)開催>

月1・全3回でやってきた講座「ひとり雑誌のつくり方・実践編」、明日11/29(金)で最終回となります。

 

これまで、第1回「企画の立て方」でミニ企画会議、第2回「企画書の書き方・インタビューの仕方」で実際のインタビューワークショップ、と実践を交えながら講座を行ってきました。

最後となる第3回では、取材〜記事ができるまで、そして雑誌ができた後の販売について等、お話します。

取材した素材をどのように原稿にして、編集して、デザインまで進めるか。その後雑誌になってから、読者の方にどのように届けるか、今回も実践的なワークショップを計画しています。

講座が始まった9月末時点では、まだ制作が始まったばかりだった『生活考察Vol.07』『仕事文脈vol.15』も無事完成しました。現物をお見せしながら、裏話などもお話します。ま

 

まだお席も少しあります。通しでご参加されてきた方も、初めての方も、どうぞお気軽にご来場ください! 

よろしくお願いします。

 

お申し込み・詳細は以下です。

tababooks.com

 

 

『生活考察』Vol.07、本日発売!

あらためまして、『生活考察』Vol.07、本日発売です。

 

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もし書店の店頭にない場合も注文できますので、よろしくお願いします。

Amazonおよびタバブックスネットストア(下記リンク)でも販売中です。

tababooks.stores.jp

 

それから、タバブックスのHPの方にも、刊行に際してのコメントをちょこっと書いてます。

tababooks.com

 

ぜひSNS等で感想もつぶやいていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!

以下、内容です。

 

「生活考察」Vol.07 


話題の書き手たちの生活エッセイを多数収録し、読書界の注目を集める“ある種の”ライフスタイル・マガジンが最新刊を刊行します。ともすれば、あっさりと取りこぼしてしまう、ささやかな生活の断片。そこから導き出される「考えようによっては得るところがある」かもしれぬ<何か>ーー。「生活」を想像力で照射する雑誌、それが「生活考察」です。


辻本力編 
定価  本体1000円+税 
A5 判・128ページ
ISBN978-4-907053-38-3 
2019年11月27日
装丁 内川たくや


<寄稿>

有賀薫(スープ作家) 「名前のない家事〜ケアとシェアのすれ違い〜」

海猫沢めろん(小説家) めんどくさいしどうでもいい 第7回「整形」

円城塔(小説家) かきものぐらし 第7回「夏の終わりの枝豆の」

大谷能生(音楽家) ディファレント・ミュージックス 第7回「ヴィンテージ・ホテルの鎮静効果 」

小澤英実(文学者) 「あたし、この戦争が終わったら……」 第7回「生活の、におい。」

温又柔(小説家) 「台湾人ごっこ

春日武彦(精神科医) 文章秘宝館 第2回「逆回転」

岸本佐知子(翻訳家) もにょもにょ日記 第2回

北村紗衣(批評家) 「あの服が着てみたいけど... 素敵なドレスの誘惑と抑圧」

栗原裕一郎(批評家) おまえはベイビー 第2回

恋幟モンゴロイド(Vampillia、ミュージシャン) 「人に見られたくない顔」

佐々木敦(批評家) 普段の生活 第7回「米を(あまり)食べない普段の生活 」

須藤輝(ライター) カラダのこと 第4回

谷崎由依(小説家、翻訳家) 「断酒日記」

辻本力(『生活考察』編集人、ライター、編集者) 「黒と白」

那倉太一(ENDON、ミュージシャン) 「逆備給2019夏」

林哲夫(画家/古本ライター) 好きなことだけして暮らしたい 第7回「ニセモノは厚化粧 美術品の真贋について」

速水健朗(ライター) 都市生活者のためのアーバン・ミュージック・ガイド 第6回「大規模気候変動とポップの職人」

福永信(小説家) 日付と時間のある文章 第7回「図版のある文章」

マメイケダ(画家) 「はだかの引っ越し」


<鼎談>

「女の生き様2020 『好き』と仕事と生活と」
福田里香(菓子研究家)×三浦しをん(小説家)×トミヤマユキコ(ライター)

「『好き』を仕事にする」とはよく言ったものだが、 言うは易く行うは難し。その実現の裏には、自身の 嗜好の徹底的な追及はもとより、熟考、葛藤、試行 錯誤、人生設計などなど、さまざまな積み重ねが 隠されている。菓子研究家、小説家、ライター——立場は違えど、その業界の最前線で「好き」に邁進 し続ける3人に、その極意を伺った。 


<座談会>

「“70〜80年代生まれ”小説家たちの生活と意見」
青木淳悟、太田靖久、鴻池留衣、 滝口悠生松波太郎

「文芸誌に掲載→書籍化」という王道パターンがある一方で、web連載、電子書籍、ZINEなど、小説の発表の仕方も多様化しつつある現在。それに伴い、小説家の仕事も宣伝・出版の領域にまで広がり、純粋に「書く」だけにとどまらなくなってきて久しい。「出版不況」と言われるこの時代に、小説家は、いかにして書き、生活をしているのか? 純文学のフィールドで活躍する5人の小説家たちが本音で語り倒す、これからの創作の在り方、本の売り方、必要なスキルや発想。

 

<対談>

「『ひそやかな語り』への、近くて遠い道のり」
カナイフユキ(イラストレーター、コミック作家)×ミヤギフトシ(現代美術作家) 

ジェンダーセクシュアリティをテーマに創作を続ける2人の作家。 セクシュアルマイノリティとして同時代を生き、さまざまな共通点を持つ彼らの考える「作品と自己」、家族観、これからの表現とは?

 

11/30(日)に中目黒で開催される、独立系出版社が集まるブックイベント「Books & something 2019」でも販売します。

皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

booksandsomething.amebaownd.com