『生活考察』編集日記

辻本力。ライター・編集者。『生活考察』編集人。お仕事の依頼は chikarat79@gmail.com まで。

WALK58号、(ようやく)明日入稿

WALK、原稿の最終確認中。
ひとまず手元にあるもののチェックは終了。
現在、デザイナーが修正を反映させた残り半分を出してくれるのを待っているところ。
ようやく明日午前中に入稿する(権利関係の確認などで、またしても遅れた。ツメが甘いと自分を叱咤)。
なんとか3月31日には間に合いそう(書店では4月上旬からの発売になるかと)。
ギリギリ。


というわけで、タイトルも決まったので、あらためてご紹介を。
今回は、「日記のみで構成された日記特集号」です。
丸一冊、日記以外の文章は一切掲載しないという、世にも珍しい日記特集です(連載も「まえがき」も「編集後記」もすべて日記にしました)。
テキスト量は通常の3倍以上、詰め込みに詰め込みました。
読んで面白いのはもちろんのこと、モノとしても面白い。
渾身の一冊です。
お楽しみに!


WALK58号『日記 あるいは偏執狂的日記特集

浅井俊裕水戸芸術館美術部門主学芸員)『梅々記』
池内 紀(独文学者/エッセイスト)『旅日記抄 東京篇』
円城 塔(小説家)『嫁とり日記』
大澤 遊(演出者)『仮名手本日記帳』
岡崎武志(書評家/古本ライター)『「けっきょく古本まみれの日々」日記』
小澤英実(評論家)『日記さんへ』
春日武彦精神科医)『畳の上の水練日記(寒中水泳版)』
桐山知也(演出家)『足を痛め、海を渡って、考えて、』
栗原裕一郎(評論家)『幡ヶ谷グラグラカカ日記』
鴻巣友季子(翻訳家)『日記とピアノと隣の女』
小西康陽(音楽家)『日記。正月休み。休み明け。』
小林十市(バレエダンサー/振付家/俳優)『「WALK」バージョン 茶のみ話デラックス!』
佐々木 敦(批評家)『三月の7日間』
辻本 力(WALK責任編集)『編集人日記』
津村記久子(小説家)『2009年の最初の方の諸問題』
林 哲夫(画家/エッセイスト)『三十年連用日記抄 2009 - 1995 - 1980』
平松洋子(フード・ジャーナリスト/エッセイスト)『春隣の日々』
快快(劇団)『【MAD】快快日記』
福永 信(小説家)『多摩センター日記』
藤井慎太郎演劇評論家)『パリにいない日本人のパリ日記』
前園直樹(音楽家)『日記』
松本小四郎水戸芸術館演劇部門芸術監督)『日記を読む日記』
松本美枝子(写真家)『とんまな日々』
矢澤孝樹水戸芸術館音楽部門主学芸員)『世界の片隅で日々を記す こうの史代のマンガ、あるいは生者と死者の日記』