ここ何ヶ月か考え続けている事柄の漠とした輪郭が、徐々にはっきりし出したように思える。
それが霧散してしまう前にと、思いつく先からメモを取り、またその紙の上の断片をためつすがめつする日々。
昼過ぎに渋谷。
あまり時間もないので、バーガーキングでさっと昼飯を済ますことにする。
アングリー・バーガーなるメニューあり、惹かれるままに５辛を注文。
ゴロゴロとハラペーニョが入っていて楽しくなる（ハラペーニョ＞肉である）。
食後、唇にメンソールを塗ったかのような気分になる。
東横線でみなとみらい駅へ。
横浜美術館にて「柳宗理 展」。
「曲線のもたらすキュートさ」の一貫性。
キッチン用品の模型、公共デザイン関係あたりが目玉か。
8月31日まで。
夕方、中目黒へ。
たらの芽書店を軽く流したのち、連れの友人と合流、「籐八」へ。
品書きが壁にバーッと並ぶ、まさに大衆酒場といったお店で嬉しくなる。
自家製はんぺん、コロッケ、鯛のかぶと焼きなどで日本酒。
ソースや醤油をかけて食べる類の品が、基本「そのまま食べて」という声と共に供される。
そしてじっさい、なにもかけなくてもよい、具合のよい味付けがされている。
そしてまた、これが日本酒にとても合うのである。
自家製腸詰を食べ忘れたことが悔やまれる。
籐八近くの居酒屋（名前失念）をハシゴし、千鳥足で帰宅。
