UKAWANIMATION！@リキッドルーム。
初・生「相対性理論」。
スタティックな所作から生み出される極めて独創的なダイナミズム。
やはり目を、そして耳を惹くのはやくしまる嬢の立ち居振る舞いや発する言葉なわけだが（曲間の一言にはニヤリとさせられた）、一瞬Medium Mediumなどを連想させるベースの妙に唸る。
トリは、目玉の、目玉による、目玉と耳のための、何か。
ひたすら、目玉目玉目玉目玉目玉目玉……。
何故レジデンツ？ 何故目玉？ と考え続けるうちに、過剰な刺激により、映像と音の境界が溶解していくような感覚に。
あたかも目玉たちは、「目で見ろ」のみならず「目で聴け」と扇動しているかのようであり、そんな彼らの策略は、おそらく理屈の先を走っている。
ちなみにこの「XXX RESIDENTS」のパフォーマンスは、「MITO RESIDENTS」として、9月20日（日）12：00より、茨城県水戸市の水戸芸術館（前の職場）でも見られるとのことなので、お近くの方はぜひ。
http://www.mitotanpen.jp/lineup/920.html
