『生活考察』編集日記

辻本力。ライター・編集者。『生活考察』編集人。お仕事の依頼は chikarat79@gmail.com まで。

サイゾー6月号「ご当地ラップ」

【発売中】
サイゾー』6月号の第1特集「ニッポンのラップ」で、「お笑い系からトゥリルなシットまで【日本全国地元アンセム名鑑】」という原稿を書いています。


http://www.cyzo.com/2016/05/post_28117_entry.html



MCバトル番組「フリースタイルダンジョン」は大人気だし、社会人同士がサラリーマン川柳的なフリースタイルで戦う「社会人ラップ選手権」なんてイベントまで開催される現状を見るにつけ、かつて「日本語でラップはできるのか?」などと論争が起こっていたのが嘘のよう……なんとも感慨深いものがあります。
そして、そうした日本語ラップ浸透の一つの表れとして、「ご当地ラップ」の存在が挙げられます。
かつて、地方を盛り上げるために作られるご当地ソングといえば演歌だったわけですが、それがいまやヒップホップ(あるいは、それをイメージさせる楽曲)に取って代わられつつあるわけです。
マツコデラックスと関ジャニ∞村上信五の番組『月曜から夜ふかし』で、そうした楽曲が紹介されたのも記憶に新しいかと思います。
本稿では、ヒップホップシーンの内外両面に目を向け、散見されるご当地ラップ(ご当地アンセム)と、それを生んだ「地方」そのものにについて考えてみました。
ご協力いただいたのは、ライターの浦田威さん二木信さん、批評家の矢野利裕さんという、日本のヒップホップに精通するお三方、そして、都市論や地方創生を専門とする白鴎大学経営学部の小笠原伸教授


ご一読ください。