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『文學界』（文藝春秋）2017年6月号、特集1「島尾敏雄（生誕百年）・ミホ（没後十年）ーー『神話』を超えて」にて、女優の満島ひかりさんにインタビューしました。
http://www.bunshun.co.jp/mag/bungakukai/
内容は、7月29日公開の映画『海辺の生と死』（越川道夫監督）について。
島尾敏雄とその妻・ミホとの出会いを描いた同作において、ミホ役を演じた満島さんに、原作や島尾夫婦への想い、撮影現場で体験した不思議なエピソードの数々、作品へのアプローチの仕方について等々、たっぷりとお話を伺いました。
舞台となった奄美大島にルーツのある満島さんにとって、本作への思い入れは相当強かったそうで、演者としてのみならず、裏方の役割をも担うなど、かなり深い関わり合い方をされたそうです。
よって、いわゆる主演女優インタビューにありがちな、「この役を演じてみて●●でした〜」的な内容から、さらに一歩も二歩も踏み込んだものになっていると思います。
他にも、満島ひかりさんの詩や、島尾ミホの傑作評伝『狂うひと』の著者・梯久美子さんと小説家の三浦しをんさんとの対談、しまおまほさんのエッセイと、読みどころ満載の特集となっています。
ぜひご一読ください。
