『生活考察』編集日記

辻本力。ライター・編集者。『生活考察』編集人。お仕事の依頼は chikarat79@gmail.com まで。

炎天下の散歩

一日散歩。


神谷町は「ニルヴァナム」で昼飯。
ランチ・タイムはバイキングで色々なカレーを楽しめる。
たいへんコスト・パフォーマンスが高いお店ではあるが、ここ2年ほどで、おそらく物価高の影響か、値段が上がってきた。
それでも美味しいし、これだけ色々楽しめるなら、まあ行くでしょう。
豆粉でできたドーナツがなくなった後に出てきた丸い形状の揚げ物、あれはなんだろう?
初めて食べた、面白い味。


満腹になった後は、炎天下の中、本屋を中心にあちこちブラブラ。
夕方、神保町に出、まずは田村書店入り口のダンボールを覗こうとおっとり刀で馳せ参ずるが、お休みの貼り紙。
仕方ないので、とりあえず小宮山書店裏のガレージを覗き、持っていなかった富岡多恵子の本、現代詩文庫を数冊抜く。
東京堂で『HB』の最新号などを購入。
今回の「HB」は、「高速道路」の特集とのこと。
「チェーン店」特集しかり、毎度面白い着眼点。
三省堂では、岸本佐知子氏のアンソロジー『変愛小説集』をはじめ、買いそびれ(ていた)本を中心に何点か。
『変愛小説集』、もう2刷ですか、さすが。


帰宅時のバスでは、かなり言動の怪しい老人とそれにキレる乗客数名の緊迫したシーンが演じられた。
あまりくわしく書くのもなんだが、老人は運転手に対し、ひたすら「カバン盗まれちゃったけど、金はある。着いたら宿を世話してよ。お腹空いちゃった、焼肉食べたい」と、真後ろの席から延々と繰り返すのだった。
確かに、運転手にみだりに話しかけるのは危ないから、乗客が怒るのも無理はない。
で、その後運転手がついに取った行動とは・・・大丈夫だったのかなぁ。