昨日はけっこうヘヴィに飲み食いし、今日の昼も唐揚げ&チャーハンという高カロリーメニューだったので、夕飯は自粛して野菜鍋にする。
9月にして初鍋、早すぎ。
具材は、もやし、ほうれん草、キャベツ、しめじ、ネギ、豆腐、冬瓜等。
肉も魚も無し、ひたすら野菜のみ。
ポン酢、大根おろし、柚子胡椒(赤)でさっぱりと。
こんなんでもけっこう腹が膨れる。
次いで、新・青唐辛子保存食をつくる。
今回はピクルス。
酢と水を1:1で混ぜ、少量の砂糖・塩(個人的な好みとしては、甘さは控えめ)を加えピクルス液をつくり(煮立てなかった)、そこにブラックペッパー、マスタードシード、コリアンダー(全て適宜。ホールのまま)と共に刻んだ青唐辛子を漬けるだけ。
保存食といったが、どのくらい保つものなのかは正直わからんが。
先日サンプルとして少量つくったところけっこう旨かったので、仕上がりに関しては心配していない。
話は変わって・・・
ここ数日のお酒のお供は、翻訳家・岸本佐知子氏によるアンソロジー(もちろん翻訳も)『変愛小説集』(講談社)。
タイトルに偽りなしの、愛くるしくウィアードな短編の数々に酔いも加速。
顔を赤くしながらにんまりする男(私)はさぞ不気味なことだろう。
バービー人形に恋する少年の話(バービー人形とのセックス!)、好きになった青年を丸呑みにし奇妙な共同生活を送る女性の話(こいつに至っては、飲み込んだ腹中の男とのセックス!)、身体の表面が徐々に宇宙服に覆われる病気にかかったカップルの話(宇宙服は彼らを下から徐々に覆っていく。頭まで覆われると自然と身体は宙に浮き宇宙を目指して飛び立ってしまう。その進行に差のあるカップルは、どうにか一緒に飛び立てないだろうかと悩むのである)あたりががツボ。
こういった作品群が、岸本氏の書くあの見事なエッセイの滋養となっているのだなぁ。
そんなわけで、「クーネル」vol.29に掲載された「こんにちは、わたしがママよ」という名エッセイを思い出し、読み直したくなったのでバックナンバーをゴソゴソ。
そんなことをしているうちに、今日も夜が更けていく・・・。
- 作者: 岸本佐知子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/05/07
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