『生活考察』編集日記

辻本力。ライター・編集者。『生活考察』編集人。お仕事の依頼は chikarat79@gmail.com まで。

病は、当たり前のありがたみを痛感させる

忙しいのに、風邪をひく(幸いにもインフルエンザじゃなかった)。
ここ数年、風邪をひく度苦しめられるのが悪寒とそれに伴う様々な錯覚である。
身体はぶるぶる、歯はがちがち鳴り、ようやく半分ほど眠りに落ちるも身体が360度めちゃくちゃに振り回されるような感覚を味わい、疲労困憊。
あげく、腕が異常に太くなったような錯覚を覚え、胸の上に置こうが脇に下ろそうが、落ち着かない。
ペシペシと腕を叩くが、物理的に太くなったわけではないから、当然ただ表面的に痛みを感じるのみで、「太い」という感覚は拭えない。
そして本格的に眠りに陥ると、続いて妙にリアルというか、現実の不安をそのまんま反映させたかのような不愉快極まる夢が乱れ飛ぶ。
夥しい汗をかき、夜中に着替えること3度。
そんな日が2日程続き、ようやく脱する。


何が面白くないって、薬飲んでるからお酒が呑めないのだ。
もちろん、本当に具合が悪ければ酒なぞ呑めぬが、ちょっとマシになった昨日はちょこっと呑みたくなった、が、我慢する。
でも、そんなときに限って、読んでる本にぐい呑みにまつわるエピソードが現れるのだからたまらない。


「今日も元気だ煙草が旨い」っていうフレーズがあったが、珈琲にしろ酒にしろ、いわゆる嗜好品と呼ばれる類(その中でも、時代によって、もしくはその摂取量いかんで健康を害すとされる類)を旨いと感じられるときは、やはり人は健康なのだと痛感する。
ま、当たり前のことなのだけど。
でも当たり前なだけに、元気なときにはつゆとも意識することがない。


そんなわけで、あまり体調が良くないものの、イベントに参加します(昨日、ちょこっとだけ準備に参加。マスク着用は私だけだったが、のちにノロウイルスに感染中という方がやって来た。負けた)。
今晩です。
詳細は下記から飛んでくださいませ。
http://www.secretgoldentime.com/


よろしくお願いいたします。