開催日が迫ってまいりましたので、告知させてください。
『〈建築〉としてのブックガイド』を一緒に編集した藤原ちから氏とワタクシ（辻本力）がホストを務めるトークイベントが始まります。
題して「スナックちから」（苦笑）。
いや、タイトルが決まらなくて、あーだこーだやっているうちにひと回りして冗談みたいなこのタイトルに落ち着きました。
奇しくも2人とも名前が「ちから」だということ、会場が清澄白川の「SNAC」だということ、飲みながら話すということ、またお客さまにもどんどん飲んで欲しいということ、ホスト×2だけではなくお酒を作ってくれるチーママがいること……などなどの理由から、このようなタイトルになった次第です。
ぜひふらりと飲みに来ていただけたら幸いです。
第一回目のゲストは、批評家で、インディーズレーベルHEADZを主宰し、雑誌「エクス・ポ」や「ヒアホン」の編集人も務める佐々木敦氏。
どうぞよろしくお願いいたします。
「スナックちから」〜小さなメディア／スペース／エコノミー
第一回ゲスト：佐々木敦
http://snac.in/?p=1076
※目下の余震・電力・交通その他の事情を考慮し、本イベントは「延期」とさせていただきます。
ここ数年、ミニコミやジンといった「小さなメディア」や、イベントスペースや小劇場など「小さな場」が元気だ、ともいわれてきましたが、ソーシャル・ネットワーク全盛（？）のこの時代にあっても、まだまだその活動は個別バラバラで局地戦がつづき、回していけるだけの「小さな経済」の確立はほど遠い夢のようです。
そこでこの連続トーク企画では、毎回、各地で活動しているバックボーンも年齢もバラバラの実践者たちを招いて話を伺いつつ、小さなメディア／場／経済のポテンシャルを一緒に模索していければと思います。
第1回目のゲストとしてお迎えするのは、「小さな経済」の名付け親でもあり、批評家で、インディーズレーベルHEADZを主宰し、雑誌「エクス・ポ」や「ヒアホン」の編集人も務める佐々木敦。
90年代以降の音楽・映画・演劇・小説など各ジャンルのインディーズシーンの変遷や、「小さな経済」の言葉の真意や可能性など、いろんな角度から話を伺います。
なおチーママとして、謎の美女（？）カジワラがお酒をつくってくれます。
そのお酒をゆるりと飲みつつ、ワンテーマに収斂させるというよりも、雑多な話のなかからヒントをつかんでいくようなスタイルではじめてみます。
どうぞふらっとお立ち寄りください。
藤原ちから＋辻本力
日時：2011年3月16日19:00 Open / 19:30 Start
会場：SNAC access
料金：500円＋1ドリンク
予約方法：（SNACの）CONTACTのページより、題名を「スナックちから」とし、本文に「お名前・枚数・電話番号」を記入の上、送信ボタンを押して下さい。SNACからの返信を持って、ご予約完了となります。
なお、定員になり次第、受付を締め切らせて頂きます。ご了承ください。
★ゲスト・プロフィール
佐々木 敦（ささき・あつし）@sasakiatsushi
1964年生。批評家。音楽レーベルHEADZを主宰、CD／DVD、雑誌エクス・ポ（ex-po）およびヒアホン（HEAR-PHONE）を編集発行する傍ら、音楽、映画、小説、舞台表現、美術、哲学、サブカルチャーなど幅広いジャンルで執筆活動を行なう。著書として『ニッポンの思想』『文学拡張マニュアル』『批評とは何か？』『絶対安全文芸批評』『ゴダール・レッスンあるいは最後から２番目の映画』『テクノイズ・マテリアリズム』『ex-music』など多数。私塾BRAINZを運営。早稲田大学および武蔵野美術大学非常勤講師。
★ホスト・プロフィール
藤原ちから（ふじわら・ちから）@pulfujiko
1977年生まれ。編集者、雑文家。出版社勤務の後フリーとなり、雑誌「エクス・ポ」、フリーペーパー「路地」、武蔵野美術大学広報誌「mau leaf」の編集などを担当。辻本との共編著に『〈建築〉としてのブックガイド』がある。演劇・映画のパンフレットや雑誌での編集執筆活動を行うほか、プルサーマル・フジコ名義で劇評なども書く。
辻本力（つじもと・ちから）@fiddlestick
1979年生まれ。編集者（時々インタビューアー、雑文書き、等）「生活考察」編集発行人。「エクス・ポ」編集者。文化施設「水戸芸術館」にて演劇の制作および機関誌「WALK」の責任編集を務めたのち、09年退職、現在フリー。共編著に『〈建築〉としてのブックガイド』がある。
★チーママ・プロフィール
カジワラマリ @kjwr_mr
1983年生まれ。昼間は映画産業の片隅で営業・宣伝のお仕事を、夜間は大体酔っ払い。
熱燗片手に美味しいお酒を作ります。
