『生活考察』編集日記

辻本力。ライター・編集者。『生活考察』編集人。お仕事の依頼は chikarat79@gmail.com まで。

トークイベント「ごちそうさまが、よみたくて」

『生活考察』、久々にイベントやります!
食いしん坊、必見です。
ぜひぜひ〜。

生活考察presents「ごちそうさまが、よみたくて〜本から見えてくる日本の食文化〜」

阿古真理×吉田アミ


2013年9月22日(日)17:00 START(16:30 OPEN)
於:荻窪ベルベットサン(MAP)
1,500円(1drink+ミニ・ドライカレー付)


予約はコチラ。


レシピ本、食エッセイ、食を描いたマンガ・小説……「食」の本をひも解けば、日本の食文化の変遷が見えてくる?
本における食の描写を読み解くことで、私たちの食生活が、昭和〜平成にかけてどのように変化してきたか検証するトークイベントです。

出演は、時代時代の出版物・テレビ番組・映画などにおける食卓の変遷を追った名著『昭和の洋食 平成のカフェ飯 家庭料理の80年』(筑摩書房)の著者・阿古真理氏。そして、マンガに造詣が深く、レシピ本についても一家言ある前衛家・吉田アミ氏。


サラダは、かつて「新しい料理」だったってホント?
料理写真の撮影角度はいつ変わった?
「女性には海老とアボカド」という言説はいつ生れた?
やたらと温泉卵をトッピングする風潮が生まれたワケは? …etc.
そんな、意外と知らない食の疑問が解消してしまうかも?


「食」に関心のある全ての方、必見!



<プロフィール>
阿古真理(あこ・まり)
作家・生活史研究家。1968年兵庫県生まれ。神戸女学院大学で主に社会学を学んだ後、大阪の広告制作会社に就職。1996年に独立。1999年に東京に拠点を移す。『AERA』その他でルポ・インタビュー、コラムなどを執筆。暮らしの視点から社会を切り取る記事を書くうち、今を見定め将来を予測するうえで必要なのは歴史を知ることと思い至り、興味があった食文化を中心にした現代史に取り組み始める。著書に『昭和の洋食 平成のカフェ飯 家庭料理の80年』、『うちのご飯の60年 祖母・母・娘の食卓』(共に筑摩書房)、『ルポ「まる子世代」』(集英社新書)など。最近はエッセイも執筆。

吉田アミ(よしだ・あみ)
90年代より音楽活動をはじめる。可聴域すれすれの金切り声、うめき声、舌打ちなど口内で発生する、声ならぬ声による自称「ハウリングヴォイス」によるパフォーマンスで知られる。ソロ以外にも、シンセサイザーサンプラー、その他の楽器との共演を行い、2003年には、『astro twin+cosmos』でアルスエレクトロニカ・デジタル・ミュージック部門ゴールデンニカを受賞。著書に『サマースプリング』(太田出版)、『雪ちゃんの言うことは絶対。』(講談社)など。批評家で音楽家大谷能生との『朗読デュオ』では、実験的な舞台空間を作り上げている。


『生活考察』とは?
「生活と想像力をめぐる雑誌」を標榜し、2010年に創刊。ちょっと脱臼気味のライフスタイル・マガジンです。最新号Vol.04が好評発売中。(編集発行人・辻本力)
公式ブログ:http://d.hatena.ne.jp/fiddle-stick/