書評：百名哲『モキュメンタリーズ』1巻＠SPA! 6/13号

「SPA!」6月13日 29周年記念号に、百名哲『モキュメンタリーズ』1巻（KADOKAWA）の書評を書きました。

http://www.fusosha.co.jp/magazines/detail/4910234520679

本作は、作者自身を模したマンガ家・百野哲を主人公にしたドキュメンタリー形式のマンガです。

ネットオークションで同じAVを延々と落札し続ける謎のアカウントを追った「Tig****はWEB上から消えた」、ドルヲタ欧州人の巡礼に密着する「走れ、メロス」、友人の勧めでバングラディッシュに“自分探し”の旅に出る「野宿の墓」、陸軍グルメ誕生の歴史に迫る「陸軍ナポリタン」、以上4話を収録。

タイトルにある「モキュメンタリー」とは、すなわちフェイク・ドキュメンタリーこと（本作も同様です）。
フィクションを描くにあたって、こうした手法を用いることの意味に触れつつ、作品を紹介しています。
あ、ホラー映画×2本を例にしたけれど、今にして思えば、内1本は『スパイナルタップ』とかにしておけばよかったか。

が……これ、先週の号で、今日新しいのが出ちゃってますね……。
見本誌が送られてこなかったので気づきませんでした。
よろしければ、ネット通販等でお求めいただくか、dマガジンか何かでお読みいただければ幸いです。