WALK(ウォーク)58号、出ました。
今回は、「日記のみで構成された日記特集号」です。
丸一冊、日記以外の文章は一切掲載しないという、ちょっと珍しい日記特集です(連載も「まえがき」も「編集後記」もすべて日記にしました)。
テキスト量は通常の3倍以上、詰め込みに詰め込みました(総ページ数、288!――普段は100前後)。
読んで面白いのはもちろんのこと、モノとしても面白い。
渾身の一冊です。
WALK58号『日記 あるいは偏執狂的日記特集』
責任編集:辻本力
浅井俊裕(水戸芸術館美術部門主任学芸員)『梅々記』
池内 紀(独文学者/エッセイスト)『旅日記抄 東京篇』
円城 塔(小説家)『嫁とり日記』
大澤 遊(演出者)『仮名手本日記帳』
岡崎武志(書評家/古本ライター)『「けっきょく古本まみれの日々」日記』
小澤英実(評論家)『日記さんへ』
桐山知也(演出家)『足を痛め、海を渡って、考えて、』
栗原裕一郎(評論家)『幡ヶ谷グラグラカカ日記』
鴻巣友季子(翻訳家)『日記とピアノと隣の女』
小林十市(バレエダンサー/振付家/俳優)『「WALK」バージョン 茶のみ話デラックス!』
佐々木 敦(批評家)『三月の7日間』
津村記久子(小説家)『2009年の最初の方の諸問題』
林 哲夫(画家/エッセイスト)『三十年連用日記抄 2009 - 1995 - 1980』
平松洋子(フード・ジャーナリスト/エッセイスト)『春隣の日々』
快快(劇団)『【MAD】快快日記』
福永 信(小説家)『多摩センター日記』
藤井慎太郎(演劇評論家)『パリにいない日本人のパリ日記』
前園直樹(音楽家)『日記』
松本美枝子(写真家)『とんまな日々』
矢澤孝樹(水戸芸術館音楽部門主任学芸員)『世界の片隅で日々を記す こうの史代のマンガ、あるいは生者と死者の日記』
水戸芸術館ミュージアムショップ「コントルポアン」及び全国のNADiff系列店(http://www.nadiff.com/home.html)、ガケ書房、紀伊國屋書店新宿本店、三省堂書店新宿本店、ジュンク堂書店(池袋本店、新宿店、京都店、福岡店)、TOWER RECORDS渋谷店、ツルヤ・ブックセンター(土浦市荒川沖)、ブックファースト新宿店などでの販売が決定しております。
これから発送なので、たぶん週明けには店頭に並べていただけるんじゃないかと(コントルポアンではもう買えます)。
その他は、決定し次第、お伝えいたします。
ちなみに、お値段は600円(水戸市外では720円)となっております。
どうぞよろしくお願いします。