『生活考察』編集日記

辻本力。ライター・編集者。『生活考察』編集人。お仕事の依頼は chikarat79@gmail.com まで。

新連載:『コロナ禍日記』と、その一年後

<新連載>

「『コロナ禍日記』と、その一年後」、始めます。

 

昨年、新型コロナウイルスの蔓延により激変した日常を作家、漫画家、ミュージシャン、店舗経営者など、日本および世界各地で暮らす17人が記録した日記アンソロジー『コロナ禍日記』(タバブックス)を刊行しました。

 

記録したのは、最初の緊急事態宣言前後の日々。あれから約一年が経った今、彼らの生活はどうなっているのか?

 

というわけで、2020年8月刊行時に一部公開した「試し読み」に加え、執筆者のその後の日記をnoteで順次公開していくプロジェクト「『コロナ禍日記』と、その一年後」をスタートします。 記録されるのは、三回目となる現在の緊急事態宣言下での日々になる予定です。

 

note.com

 

現在、作家の福永信さんと、編集を担当した私・辻本の日記がアップされています。

福永さんのは、noteの今日の注目記事に挙げてもらってたみたいで、たくさん読まれている模様。ありがたいことです。

 

著者より届き次第、順次アップしていく予定なので、楽しみにしていてください。

そして、こんな日記連載をしないでいい日が早く来ますように——。

 

それから、新しい日記を読んで気になった方は、ぜひ『コロナ禍日記』本体の方もご覧いただけたら幸いです。内容こそ昨年の記録ですが、今読み返すことで、むしろ見えてくることもたくさんあると思います。よろしくお願いします!

 

 

↓ 『コロナ禍日記』の詳細は以下をご覧ください(通販できるネットショップへのリンクあり)。

 

tababooks.com

 

コロナ禍日記

 

著:植本一子、円城塔、王谷晶、大和田俊之、香山哲、木下美絵、楠本まき栗原裕一郎田中誠一、谷崎由依、辻本力、中岡祐介、ニコ・ニコルソン、西村彩、速水健朗福永信、マヒトゥ・ザ・ピーポー

 

四六判・並製・448ページ
定価 2,000円+税
ISBN978-4-907053-45-1
2020年8月13日発売
装丁 内川たくや

 

2020年春、新型コロナウイルスの蔓延により激変した私たちの日常。誰もが未知の事態のなか、人々はどんな生活を送り、何を思ったのか? 作家、漫画家、ミュージシャン、店舗経営者……日本、世界各地で暮らす17人が、コロナ禍数ヶ月の日々をそれぞれ記録した日記アンソロジー

生活と想像力をめぐる“ある種の”ライフスタイル・マガジン『生活考察』から新たに生まれる書籍レーベル「生活考察叢書」第1弾。

 

執筆者

植本一子(写真家)
円城塔(小説家)
王谷晶(小説家)
大和田俊之(音楽評論家/米・ボストン)
香山晢(漫画家/独・ベルリン)
木下美絵(出版エージェント/韓国・京畿道)
楠本まき(漫画家/英・ロンドン)
栗原裕一郎(評論家)
谷崎由依(小説家)
田中誠一(映画館経営)
辻本力(ライター、編集者)
中岡祐介(出版社・書店経営)
ニコ・ニコルソン(漫画家)
西村彩(カフェ経営)
速水健朗(ライター)
福永信(小説家)
マヒトゥ・ザ・ピーポー(ミュージシャン)