『生活考察』編集日記

辻本力。ライター・編集者。『生活考察』編集人。お仕事の依頼は chikarat79@gmail.com まで。

生活考察&読楽 Presents「映画を語る女たち」第1回

生活考察&読楽 Presents「映画を語る女たち」第1回



藤野可織(小説家)×真魚八重子(映画評論家)
司会:♪akira(映画/翻訳ミステリ―ライター)


開催日時 2015年4月5日(日) Open 14:30 / Start 15:00
入場料 2,000円(要ワンドリンクオーダー)
会場 荻窪ベルベットサン http://www.velvetsun.jp/main.html
申込はコチラ→ http://www.velvetsun.jp/next.html#4_5


この度、徳間書店の雑誌『読楽』とタッグを組み、女性作家と女性映画評論家による連続映画トークイベントを始めることになりました。

記念すべき第1回のゲストは、小説家の藤野可織さん。『爪と目』で第149回芥川龍之介賞を受賞された際、受賞待ちのあいだは「ゾンビ映画を観ていた」と発言し話題に。最近では、俳優のニコラス・ケイジ好きが高じて女性誌の座談会に出るほどの映画ファン。
本イベントのホストを務めていただくのは、『映画秘宝』『キネマ旬報』『TRASH UP!!』など数々の媒体で活躍する映画評論家・真魚八重子さん。最近では、女子にまつわるさまざまな視点から映画作品を読み解く『映画系女子がゆく! 』(青弓社)を発表し、映画マニアからビギナーまで幅広い層の支持を集めています。
司会は、ウェブマガジン「柳下毅一郎の皆殺し映画通信」等で執筆するライターの♪akiraさん。ただのB級/つまらない映画で終わらずに、製作者の意図とは全く別のところに妙なツッコミどころが満載になってしまったスットコドッコイな映画(通称「スットコ映画」)を、愛をもって罵倒する芸風(?)に定評あり。
こんな3人が、偏愛映画、影響を受けた映画、好きな監督/俳優/女優、はたまた「金返せ!」と叫びたくなった映画等々、映画にまつわるあれこれを喋り倒します。

なお、ツイッターで出演者に聞いてみたい映画にまつわる質問を募集します。4月3日(金)までに、ハッシュタグ「#VS映画」をつけてツイートしてください。答えは会場で!(時間の関係で、すべての質問にはお答えできません。ご了承ください)

※イベント中の写真撮影はご遠慮ください。

後援:株式会社 徳間書店


<プロフィール>

藤野可織(ふじの・かおり)
2006年「いやしい鳥」で第103回文學界新人賞。2013年「爪と目」で第149回芥川賞。2014年『おはなしして子ちゃん』で第2回フラウ文芸大賞。ほかの著書に、『パトロネ』(集英社)、『ファイナルガール』(扶桑社)、『ぼくは』(絵=高畠純、フレーベル館)がある。

真魚八重子(まな・やえこ)
映画評論家。愛知県生まれ。著書に『映画系女子がゆく! 』(青弓社)、共著に『鮮烈!アナーキー日本映画史1959〜1979』『金田一耕助映像読本』『映画秘宝EX 映画の必修科目』シリーズ(いずれも洋泉社)、『戦う女たち――日本映画の女性アクション』(作品社)、『日本映画は生きている(5) 監督と俳優の美学』(岩波書店)など。

akira(あきら)
ウェブマガジン“柳下毅一郎の皆殺し映画通信”にて「♪akiraのスットコ映画の夕べ」、ウェブサイト“翻訳ミステリー大賞シンジケート”で偏愛レビュー「読んで、腐って、萌えつきて」を連載の他、AXNミステリーHP内「SHERLOCKロケ地ガイド」、別冊映画秘宝『中つ国サーガ読本』(洋泉社)など。


<『生活考察』とは?>
2010年創刊。〈生活と想像力〉をめぐる“ある種の”ライフスタイル・マガジン。小説家・批評家・音楽家・演劇人などの生活エッセイをベースに、対談・鼎談、ブックガイドなどで構成されています。最新号Vol.05が好評発売中。(編集発行人・辻本力)
ツイッター @fiddlestick