＜発売中＞
「歩きながら考える」別冊「酔いながら考える」に、「酒つま音楽考」というエッセイを寄稿しました。
すでに10年以上続いている長寿リトルプレス「歩きながら考える」、初の別冊のテーマは「酔い」です。
これは、酒によってもたらされる状態を指す言葉であることはもちろん、他にも「何かに心酔する」みたいな意味にもとれます。
1年くらい前に、とある飲み会の席で同誌の編集長と「酒の特集とかいいよね〜」などと、例によって酔っ払いながら話していた企画が、ようやっと形になりました。
私は、エッセイ以外にも、ゲスト編集のような形で関わらせていただきました（もっとも、企画会議という名の飲み会で、一緒に酔っ払っていただけですが）。
ちなみに、原稿のテーマは「音楽と酒」。
酔いを増幅させる装置（ツマミ）としての音楽を考えてみるーーみたいな内容で、ドゥームメタルについて与太話を書いています（以前はほとんど聴けなかったレゲエが最近好きになってきたので、そんな話も書きたかったのですが、紙幅が尽きて断念）。
川島小鳥さんによる写真、滝口悠生さん（作家）、九龍ジョーさん（ライター）、立川こはるさん（落語家）、月永理恵さん（「映画横丁」編集）、渡邉佳純さん（「WOBORO」主催）らのエッセイ、古典名作からの引用などで構成された、読むほどに酔いが進む楽しい一冊です。
お酒のお供に、ぜひ。
ツイッターでざっと見た限りでは、
Title（荻窪）、B&B（下北沢）、ホホホ座（京都）、SPBS（渋谷）、ひらすま書房（富山）、恵文社一乗寺店（京都）、1003（神戸）、Rethink Books（福岡）、451BOOKS（岡山）、blackbird books（大阪）、ao-yoru-sora（吉祥寺）
などで、すでに販売が開始されている模様です。
そして、これから順次、取扱店も増えるかと思われます。
よろしくお願いします！
