<発売中>
『文學界』(文藝春秋)2021年3月号で、いとうせいこうさんと九龍ジョーさんの対談「すべての藝能野郎ども」の構成を担当してます。
新作小説『夢七日 夜を昼の國』を刊行したいとうさんと、伝統芸能の最前線に迫る評論集『伝統芸能の革命児たち』を上梓した九龍さんによる、古典芸能のアクチュアリティをめぐる対談、後編です(前編は1月号に掲載)。
伝統藝能はどのように現代カルチャーと共振しているのか? 能の今昔をめぐる対話から始まり、『ワンピース歌舞伎』以降の伝統芸能の世界、現代の悪場所論、さらには『ヒプノシスマイク』『刀剣乱舞』まで縦横無尽に語り尽くします。
実に24ページにおよぶ長尺(前編よりかなり長いです)・濃厚な内容ながら、お2人の語りの妙とテンションの高さゆえに一気読み必至です。ぜひご一読ください。
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「telling,」のNetflixレビューページ「熱烈鑑賞Netflix」に、トラに魅了され、私設動物園を開園した男が転落していく様を追ったドキュメンタリー「タイガーキング: ブリーダーは虎より強者?!」のレビューを書いてます。